なんだか急にこの日記のことを思い出しました。
何かの、縁なのかな。


ニュージーランドに来ています。

そうしたいと思った通り。
本当にニュージーランドに来てしまいました。

だけど動き始めたら。
特別なことなんて全然なくて。

今ここにいて。
今ここで感じて。
それが、すべて。


いろんなことがすごく変わったようで。
だけど本当は何にも変わっていなかったりして。

私の本質はきっとほとんど変わっていない。


ただただ、感謝の気持ちがあふれてくる。
ありがとうって、思う。

誰に対してなのか。
何に対してなのか。

わからないけど。

とにかく感謝の気持ちがいっぱい。


私は過去を思い出すのが、好きです。



******
2010年
あけましておめでとうございます
******


今年の目標を立てましょう。

私の中で。
ニュージーランドに行くことが、一番大きな変化を伴う目標。

それから今年もますます。
健康と美容に磨きをかけたいと思っています。

アートメイクでアイラインをキリッと入れることも。

それから1年中、キレイな部屋で過ごす。
盛り塩とか、お部屋の浄化を行う。


今のところ、こんな感じです。
「やりたいことをやる!」と言う基本スタイルはそのままです。



以前にも日記に書いたとおり。
薄化粧が当たり前になっていた私ですが。

レーシックの手術を受けるためには、
3日くらい前からアイメイク禁止なんですね。
目をこすったり、目の中が汚れるのを防ぐためだと思うのですが。

それから術後ももちろんアイメイク禁止!
術後は1週間くらい禁止です。

ちなみに手術当日はフルスッピンで(笑)
リップクリームさえ、取ってくださいと言われるほど。
もちろん、眉毛も書いちゃダメ!

社会人をしていると、手術日とその翌日はお休みしたとしても。
その前後も長く休むことは不可能だと思うのです。
つまり、アイメイクをせずに出勤する日があると言うこと。

もちろん私も2週間弱はそんな状態でした。
ちなみに、ファンデーションやパウダーも目に入ると嫌なのでせず。


数年前の私だったら、絶対ムリ。
ファンデーションなしとか、アイメイクなしとかどう考えてもムリ。

それが平気になったと言えばその通りなのですが。
明らかに、肌がキレイになってるわけです。昔より。
だからこそ、できたことだと思っています。


脱ファンデーション。
脱化粧。

そんな生活をしていると、肌感性が本気で甦るのです。

何がほしくて、何がほしくないか。
何が悪くて、何が良いのか。

肌が感じることを、心でキャッチできると言うか。

なかなか素敵な感覚です。

2009年に得たチカラ(笑)


アートメイクでアイラインを入れたい理由もそれに近くて。

アイラインさえ入れたら、本当にノーメイクでいける。
と私は思ってる。

海外に行くしね。
やっぱり素肌は大事でしょう。



健康オタクの野菜ジュースも継続中。

ジム通いは仕事の忙しさゆえ(←言い訳)、中断しておりますが…

今年の目標に1つ追加。

何でもいいから、定期的に体を動かす!



楽しいことがいっぱい。

やりたいと思うことをやる。
やりたいと思うことができる。

それって本当に幸せなことだと思う。



話が変わるけど。

今日もね、空気がキレイ!

昨日と今日が。
1年の中で、きっと一番空気がキレイな日。

そして月が美しすぎます。

すーっと吸い込まれてしまう感覚。
目を閉じて、しばらく道を歩いたりして。


東京タワーも夜空にくっきりと映えて。
今日はいつもと違うイルミネーションでした。
2010って書いてありました。

Happy New Year ! 2010



とても、とても。
とっても久しぶりに日記を書いてみたりする。

私の日常は、そんなに変わっていません。

平日は仕事をして。
たまに休日出勤もしつつ。
週末は彼と一緒に過ごす日常。

穏やかな毎日。



仕事は以前とは比較にならないくらい忙しく。
秋は精神的にちょっときつくて。

人間関係がね。

劣悪な環境。

そこに染まっている人にはわからない。

私は。
それに染まるくらいなら、すべてを捨てた方がよっぽどマシ。
そんなことを思ったりする。



今年はレーシックをしようと決めていて。

年の瀬に思い切って手術を受けてみました。

終わってしまえば、良かったと思うものの。
本気で恐かった…。
もう二度とあんな恐い思いをしたくないと、切に思う。



今を生きる私たちにとって。
「目」と言う器官は、他の何にも変えられないくらい大切なもの。

当たり前のように見えていること。
当たり前すぎて、普段は何とも思っていない。

当たり前のものを奪われるかもしれない、恐怖。

人間って。
私って。
何て弱い存在。



そんなことに気付かされた、レーシックの手術でした(笑)

そして肝心の視力は。
それまで0.1程度でしたが、今では1.5に回復。

手術して良かった!
だけど、本当に本当に、恐かった。



今夜は。
すごく空気がキレイです。

1年の最後の日。
今年中で一番空気が澄んでいる日だと感じます。

東京にいます。
今年は、12/31、1/1、1/2と仕事をすることになりまして(涙)

東京の夜がこんなにもキレイだなんて。

きっと。
今日は交通量も少なくて。
普段たくさんいる人たちも東京からいなくなってて。
雪が降っているところがたくさんあって。

そんな環境が重なったせいなのかもしれない。

驚くほど、キレイな日。
キレイな夜。

満月に近い月も、本当にキレイに輝いてる。

幸せ。
ありがとう。



もしかすると、今年は。
たくさんの人にとって、少ししんどい1年だったのかもしれない。

景気の後退。
悲惨な事件。
異常気象。
災害。

私たちは、試されてる。
私はそう思う。

誰からでもなく。
どこからでもなく。

私たちは、試されてる。



世の中を動かしているのは、人の感情。
たぶんこれは、間違いないのだと思う。

人、ひとりの人生を見てみても。
その人が何を考え、どう生きたいかで人生は決まる。

その集合体が世の中だから。

世界の人の8割の人が悲観的になり。
世界の人の2割の人が希望を持つ。

そうすると必然的に、世の中は悲観的な方向に走り出す。



たったそれだけのこと。

世の中の人が、どんな未来を描くか。
それで未来が決まってしまうの。

だから、大丈夫なんだよ。
本当はね。



来年は。
私にとって飛躍の年となる。

ニュージーランドに行くことを決めている。

大自然の中で。
これまですり減らしてしまった感性を取り戻す。

そう心に思うだけで。
心の傷が癒されていく。



こんな時代だからこそ。

多くの人に素敵な夢を描いてほしい。
明るい未来を想像してほしい。



時代はきっと。
光を照らしてくれる人を求めてる。
希望を持てる言葉を求めてる。

だけど、その人は現れないと私は思う。
(あまのじゃく。笑)

だって、まだ立ち上がれるから。
自分自身でね。

それまでは、しんどいのかも知れない。
だけど、きっと必要なこと。



2009年。
私は、私の心は、ずいぶんと傷を負いました。

だからこそ、見えた道がある。

すごく感謝をしています。



それは。
すごく恐い思いをして手術に臨んだ結果、
ずっと前に失くしてしまった視力を取り戻したのとよく似ている。



2010年が素敵な1年になりますように。

幸せを望む人のもとに。
いっぱいの幸せが届きますように。



本当に、ありがとう!




いろいろ。

いろいろあるけど。



とにかく。

来年、ニュージーランドに行くことにしました。



ネガティブな要因も確実にあるけど。

やりたいと思ったことはやるし。
ほしいと思ったものは手に入れる。

それが、私だから。



1年か、1年半か、2年くらい?

健康&美容オタクが高じ。
ちょっといろいろ勉強したくて。

それから自分を鍛えるため。
あとは、サラリーウーマン生活を引退するため。

今の自分は、会社に勤めることでしか収入を得られない。
つまりは、会社の奴隷ってこと。

社会人として学ぶことが多かった。
会社勤めをしなかったら、とても身につかないことばかりだった。

とても、感謝しています。



だけど。
会社で働くことしかできない自分に気がついたとき。

私はこのままではとてもいられないと思ったから。



諦めないことって、大切だと思う。

自分が本当は何をしたいのか?

何が私にとっての天職なのか?



そんなことをずっと考えていた気がする。

もしかしたら、それがみつかるかもしれないと言う期待を胸に。



かなりのブランクがあるけど。

再び英語の勉強を始めている。



やっと。
とは言ってもまだまだだけど。

自分への負荷のかけ方がわかってきた気がします。

少しだけ、踏ん張る。
少しだけ、がんばる。

時間の制約とか。
プレッシャーとか、焦りとか。

そう言うのって、必要なんだなと今は思える。



100%好きなことばかり。
と言う状態はあり得ないのだと、実感値として感じられる。

お腹がすくから、ご飯がおいしくて。
睡眠時間が足りないときの睡眠って極楽で。
会えない時間があるから、会えた時の喜びがある。

そう言うこと。



私はもうすっかり大人なのに。

今さらながらに気付くことがたくさんあって。



それはそれで、幸せなこと。




再びyouから電話があって。

1週間前に話したときよりも。
ずっとずっとたくさんのことを話した。



変わらない人。

大切な人。

いつも、きっと。
手が届く場所にいるのに。
絶対につかまえることができない人。



「今だから言うけど。」

そんな前置きをして。
youは私が一度も聞いたことのないようなことを言った。



俺なりに、相当がんばってたつもり。
どうしたら彼女にできるだろうって、すごい考えた。

「今、俺は**さんと一緒にいるんだー!」
って思うくらいの人だったけど、年上だったし、
いつもうまくかわされてる気がしてた。

今日こそは!って会うたびに思ってたけど、
家まで送ったら、あっさり帰っちゃうし。

だけどすごい甘えてて、振り回してたよね。
ごめん。



そんな話を聞いて。

あの時はそんなつもりじゃなかったとか。

私だって同じ気持ちだったとか。

いっぱい話した。



東京に行くなら行くって言ってよ!って思ったけど、
俺と一緒にならなくて良かったと思う。

今の彼氏と幸せになってよ。



いつも思う。
youはいつだって正直でまっすぐだけど。

最後には、突き放される。

ねぇ。
その言葉はあなたの本心ですか?

だって。
私のことを何とも思っていないなら、
あなたは絶対に連絡なんてしてこないでしょ?



「幸せになって」

そんなことを言われると、悲しくなるよとyouに伝えた。

youこそ、幸せになってよ。

仕事バカで。
約束も守らないけど。

youの良さをわかってくれて、応援してくれる人がいいのに。

youから離れて東京に来た私が言っても説得力がないけど。

私はyouの良さをよくわかっていたのに。
ごめんね。



そんなことを話す私に。

「お互いに、自分で決めたことだから。」

とyouは言った。



びっくりするくらい冷静で。
そして真実を表現してる言葉だった。

あのとき。
過去に。

私たちがどんな気持ちでいたとしても。

東京に来ることを決めたのは私自身だったし。
私のことよりも仕事に一生懸命で、その選択をしたのはyou自身だった。



「東京に行ったから、出会えた人がたくさんいるでしょ?
 何も言わずに東京に行っちゃったけど、俺が止めても行ったでしょ?
 俺は後悔してない。自分の選択を後悔するってことは、今の自分を
 否定することになるし。正しかったと思ってる。」

私が想像をする以上にyouは強い人で。
そして、しっかりしている。

私は自分が悲しくなる。

「私はね、youみたいに自分で何でも決めらる人じゃないんだ。」



自分の人生なのにね。

“選択しないこと”を“選択する”、人生。



「じゃあ、彼氏と別れて、名古屋に帰っておいでよ。」



youはそう言った。

私がそうしないことを知っていて。



ごめんね。

そんな言葉をyouに言わせてしまった自分が恥ずかしかった。



youに会いたくなった。

心の柔らかい部分に触れて。

××すべきだとか、
××してはいけないとか。
そんなことはもうどうだって良くて。

youに会いたいよ。



「こんな風に話してると、会いたくなるね。」

とyouは言った。

「今度帰って来るときは、必ず連絡して。」

とも。

会えるかどうかはわからない。
いつも忙しく仕事をしている人だから。



会えなくてもいい。

だけど、きっと私はyouに連絡をするだろう。

気がつけば、もう7月。
7月なのに夏の気配を感じないのは、私だけ?

梅雨が明けたら、暑くなるのかな。



今日は、以前から興味があったアートメイクをしてきた。
はい、眉です。

朝、ジムに通っているのだけど。
ジムに行くときはスッピンで行きます♪
でも、眉毛だけはいつも書いているので、その手間が省ければと。

感想。

痛い。
痛すぎる。

一瞬痛い注射なんかは怖くないのに。
永遠と続く痛みに、疲弊。

あぁ、美しく?なるためには、痛みは必要と言うことでしょうか。

あと1回行かないといけない(涙)


HPには、施術中に眠ってしまう人もいるくらいの痛みって書いてあったのに!
絶対寝れないでしょ。
って言うか、痛すぎて全くしゃべる気にもなれませんでした。

これからお考えの方がもしいれば、覚悟を決めて行って下さいって感じ。


施術料もお店によってピンからキリまであるみたいだけど、
結果重視で、お値段高め&口コミがよさげなお店を選びました。

だって施術後にノリを貼ったような眉になったらイヤだし、
ヘンなカタチの眉にされても困るし、
後々色が変色するのもNGなので。



施術をしてくれたオーナーさん(32歳の女性)と話していて、
30歳手前になると、化粧よりも素肌に意識がいく、と。

本当にその通りで。
私もなるべく肌に悪いものは使わないようにしている。

だからファンデーションは使ってない。
お粉をパタパタするだけ。

前はそんな薄化粧、絶対に考えられなかったのに。
不思議です。


理由をうーーーん、と考えてみて。
ちょっと気付いたことがある。

たぶん、年齢と共に肌が衰えてくると、
ファンデーションや何やかんやがうまく肌に乗らなくなるの。
化粧をしたすぐはキレイでも、どんどん汚く崩れてくる。

汚く崩れるくらいなら、いっそのことしない方がまし!

だけどやっぱりキレイでいたいから。
素肌をキレイにする努力を始めるのかしら?


実際に私がそうだった。

化粧を覚えたての十代の頃は何を使っても肌がキレイにみえて。

だけど二十代の半ば頃から、それまでの化粧品では満足できなくなり。
(たぶんその頃から老化は始まっていたのね。)
高級化&アイテム数増加に走る。

高い化粧品はそれなりに効果があって。
だけど同じものでは満足できなくなり、どんどんエスカレートする。

そしてハタと気がつくの。
もう満足できる化粧品がない!
結局、素肌がきれいじゃないと、ダメなんだって。
(気付くの遅すぎ?)

そして素肌磨きが始まり、今まで使っていた化粧品たちにサヨウナラ!

よりナチュラルなものへ。
私はアロマ系に辿り着きましたが。

いくら買っても、たっぷり使っても。
今までの化粧品代に比べたら、かわいいものですっ。



素肌美人めざして。

がんばろう。



一番の収穫。

2009年6月25日 恋愛
ライフスタイルが少しだけ変わりました。

今のところ、好調。



6月から出勤前にジムに通い始めました。

それまでの生活よりも1時間早く起きて(5時半起床)、ジムへ。
1時間弱、主にマシーンを使って体を動かす。
そして、出勤。

かなり満足できるライフスタイルです。



今まで私の眠りはとても浅く。
毎日たくさんの夢をみていた(浅い眠りのときに夢をみるそうです)。

夜早く寝ても、朝は本当に眠たくて。
夜遅く寝た次の日は、絶望的な気分になるほど眠たくて。

眠れない苦しみはほとんど感じなかったけど(眠りは浅いけど眠れないことはない)。

朝、あんなにも眠くて辛いのは、きっと仕方がないことだと。
だって今までずっとそうだったから。
何とかしたいとは思っていたけど、そう言うものなんだと思ってた。


それが、それが。

ジムに通いだしてから、ぐっすりと眠れるようになって。
夢もほとんどみなくなった。

そして朝。
それまでよりも1時間早く起きているのに、以前よりも全然辛くない!
やっぱり眠いのは眠いけど、体のダルさが全然違う。
今までの浅い眠りと、あの朝の辛さは一体何だったんだろうって言うくらい。

ジムに通うことで得られた一番の収穫。

私は深い眠りを手に入れた!



何をやってもいつも三日坊主の私が。
今のところ続けられてる理由は他にもあって。

ジムの場所(会社が入っているビルの中にジムがある)や、
今までよりもずっと仕事が早く終わるようになったことも。
それから、朝早いから通勤の電車は必ず座れたり。

ジムもなかなか良いジムで。
マシーンになれるまでトレーナーがずっとついてくれて、
トレーニングメニューまで考えてくれる。
それまでマシーンを使っての筋トレなんて全く興味がなかったのに、
やってみると結構楽しいことに気付いたり。
しかも、朝だから全く混まない!


なんだか今のライフスタイルには。
出会うべくして出会ったって感じがします!




そして話が変わるけど。

昨日youと電話で話した。
不思議なくらい、youとは切れない。

そんなに多くの時間を一緒に過ごしたわけじゃない。
それなのに、どうして切れないんだろう?
どうして、今でも私に電話をしてくるんだろう?

なーんて私がアレコレ考えても答えは出ないし。
そもそもyouは何も考えずに電話をかけてる。

そして必ず、東京から帰って来ないのかと聞かれる。



youから電話をもらった、1週間前に私は実家に帰省していた。

実家の近くに川が流れていて、堤防がある。

いろんな人との思い出がある堤防なんだけど(笑)
youとも行った。

真夜中に。
堤防の向こう岸までボールを投げたら届くか?
そんな話をして。

野球部だったyouは届くよ!って自信たっぷりに言って。
車の中にあった野球のボールを投げた。
(私は、ボールがもったいない!!と強く思った。笑)

結局ボールは届かなかったのか、
見えなくてどこまで飛んでいったのかわからなくなっのか。
忘れちゃったけど。

隣でポケットに手を入れて寒そうに立ってた私を。
急にyouは抱きしめた。

そのときに。
背が高い人だなって思ったことをよく覚えてる。



犬の散歩をしているときに、そんなことを思い出していた。
そしてyouに電話したいなって思ってた。

だけどもうずっとyouからの連絡はなくて。
だから、きっと。
もうこれからも連絡はないだろうって思ってた。
それでいいと思ってた。

だから私からは電話をすることができなかった。



そんなことを思っていた1週間後に。
タイミングを見計らったようにyouから電話があった。

話すことなんて、ないの。

youはおしゃべりな人じゃないし。
私もそう。

共通の知り合いがいるわけでも、
お互いの近況を知っているわけでもないから。
そう、共通の話題が何もないの(笑)



「今度帰ってくるときは、絶対連絡してよ。」

そんなこと言っても。
どうせ、忙しすぎて会えないでしょって思いつつ。

「そうだねー」

なんて曖昧な返事をしておいた。

「こっちからもまた連絡するからさ。」

そうね、次はまた半年後かな?



ま。
本当に会うのかどうかはわからないけど。

もしも会うことがあったら。

「やっぱり、キレイだね。」

って褒めてもらえるように、ジム通いがんばろーっと。


話すたびに、距離が近くなって。

もっと近づきたいと、思ってしまう。

だけど…。



最近は毎日帰りが遅くて、忙しい。

ただ思うことは。
忙しく働くことは嫌いじゃないと言うこと。

忙しい時間の中で、最近はジムにも通っている。



自由な時間が少なくなると、心がリセットされにくくなる。
何も考えない時間って必要なのだと思う。

仕事が忙しいときって。
職場にいるあいだ中、ずっと頭をフル回転させていて。

家に帰って来ても、早く眠りたいから。
気を休める間もなく、お風呂に入ったり、歯を磨いたり。
(帰りが遅いと、夕飯も省略。)
そして、おやすみなさい。

そんな生活を続けていると、
どうしてもストレスは消えてくれずに、溜まっていく。
そして、情緒不安定に陥る。



しばらくそんな状態が続いていたときに。
前の職場の仲間から、ジム通いのお誘いが。

同じ歳の男子で、現役のスポーツ選手。
週末は練習で、平日に1日はジムでトレーニングをしてるんだって。

なんとなく、行ってみようかなと言う気になり。
仕事が終わったあとに、トレーニングに参加。

お腹を鍛えるには、これをやってとか。
腰を痛めやすい人の場合は、こっちの方がいいとか。
いろいろアドバイスを頂戴しつつ、1時間半くらいかな?

トレーニング終了後。
シャワーを浴びて、スーツに着替える。
そして、ジムを後にするときの、清々しさったら!
21時過ぎに集合して、そこからトレーニングをしているから
家に帰ると次の日になってたりするけど、とにかく清々しいの。

こんなに清々しい感覚って、最近なかったなと。
体を動かすことって、本当にストレス解消になるのだと実感。



それから。
私はひとりでもジムに通うようになった。

私の中のポイントは。
とにかく、がんばりすぎないこと!
がんばりすぎて疲れきってしまうと、続かないから。
次に通うのが、億劫になってしまうから。

週に1度か2度。
いつもより少し仕事を早めに切り上げて。
アレコレ考えずに、体を動かす。

これだけのことで、ずいぶんと違うのです。



そんな忙しい毎日だけど。
週に1度、seeと職場で顔を合わせる。

彼もずいぶんと忙しく、毎日帰りが遅い人で。

次々と職場の人が帰ってしまい、ふたりだけになると。
仕事をしながら、私たちはいろんな話をするんだ。



「最初に会ったときに、キレイな人だなって思って。
 話しにくい人なのかと思ったら、実はすっごくおもしろい人で
 ビックリしました。」

そんなことを言われた。

キレイな人…
最近、そんなことをあまり言われていないせいか。
ドキッとした。



seeはとても話しやすい人だから。
いろんな話をする。

そんな私のことを、seeは意外がって。
そしておもしろい人だと言う。

今、職場で一番心を許せるのは、間違いなくseeなのです。



同じ職場の人と。
帰りの時間が一緒になったからと言って。
一緒に帰ることはほとんどないのに。

seeとは一緒に帰ります。

もっといろんなことを話していたいから。
彼もそう思っていると思えるから、自然と一緒に帰ってる。

山手線の途中の駅まで。

一緒に電車の中で立っているとき。
座席が空いて、隣に座るとき。

私たちの距離は、近い。



こんなに心惹かれる人だけど。

今以上のことは、何もなくていい。

こうやってちょっとトキめいているのがいい。

今以上のことは、求めない。



週に1度だけ、楽しみな曜日ができた。

水曜日。

seeが同じオフィスに出勤をする日。



週中の水曜日って、本当はちょっと憂鬱だったのに。

まだ水曜日だって。
週末まで、遠いなぁってね。

そんな水曜日だったのに。
今では楽しみの水曜日に変身してます(笑)



やっぱりね、seeとは話が合うと思う。

お互い敬語で話をする。

本当はもっといっぱいお話したいんだけど、
一応仕事中だし、周りの目も気になるし…と言うことで。
お互いにもっと話したいのに、それをできないもどかしさがまたいいよね(笑)



話していて、すごく楽しい人。

気になってるから楽しいのか。
楽しいから気になるのか。

どっちでもいいけど、とにかく楽しい。



ところで。
seeのことが気になりだしてから、まだ数週間だけど。

どうやら同棲してる彼女がいるっぽいのです。

……。

むぅ。



いや、直接聞いたわけではなく。

彼から遅刻の連絡が入り。
その電話を受けた人が別の人に報告をしている声が聞こえたの。

「同居人を病院に連れて行くので遅れます、と連絡がありました」

ってね。



聞いた直後は、がーーん。。。残念。。。
と思ったけど。

前向きな私は。

いい男に彼女がいるのは、当然だなと思い直し。

さらに、私だって彼がいるわけだし。

私が今の彼に片想いをしている間、彼は当時の彼女と同棲してたわけだし。
(同棲してたことを知ったのは、彼が当時の彼女と別れてからだったけど)

だから、特に気にしません♪



つまり。

過去から続いていることは、
今出会った私たちにとっては、もうどうしようもないことだと言うこと。

だから別にそれを悲観したりしない。

うまくいくものは、うまくいく。
うまくいかないものは、うまくいかない。

当たり前だけど、そう言うこと。



悩んでも仕方ないこと(過去から続いている今)に心を支配されるのではなく。
今から未来を期待して、わくわくする方がずっと楽しい。



なんて余裕発言をしているのは。

やっぱり私にもつき合っている彼がいるからなんだろうな。



seeとつき合いたい!と思っているわけじゃない。

気になる人だから、もっと知りたいだけ。

その先にどう思うかは、わからない。

やっぱり今の彼の方が魅力的だと思うのか。

それとも、seeのことを絶対にこの人!って思うようになるのか。



未来は、不確定。




話は変わって。

以前の職場でお世話になった人が、出向元の会社に戻ると言うことで。

送別会に誘われた。



行こうと決めた理由は、
以前にも少し書いた、とあるスポーツの日本代表の人(既婚者)も来ると聞いたから。

半月ほど前。
その会社の、別の送別会にもその人は参加していて。

私も誘われていたから、参加をしたのだけど。

お久しぶりです、とだけ挨拶をした。

久しぶりに会ったその人は、やっぱりダントツで素敵だった。



そう、オトコの色気。

顔がイケメンとかそう言うのでは全然ない。

それなのに、明らかに素敵な雰囲気の人。



今回の送別会は少人数とのことで。

もう少しその人とお話できる機会があるかな♪なんて思ったりして。



やっぱりさ。
素敵な人には、惹かれるんだよ。

そう言う人は、本当に極わずかだ。

だからこそ、強く惹かれる。

つき合っている人がいるとか、いないとか関係なく。



もちろん、つき合っている彼に言えないこと(行動)はしない。

それをするときは、別れる覚悟がないとできないと思う。

でも、心の中は、みせられません。。。



うまく言えないけど。

最近の私は。

長く続いた暗いトンネルを抜け出したような。
そんな感じがします。



それはきっと。

以前のように自分のことが好きだと思えるようになったから。

以前のように自分に自信が持てるようになったから。




これまで、私は。
キレイだとかカワイイと言われたことはあるけれど。

それから、色白だとも良く言われるけど。

「肌がキレイ」
とは、残念ながら言われたことがありませんでした。

(「最近肌がキレイだね」と過去との比較で、そう言われことはありますが。)



お化粧をすることが昔から好きだったし、結構得意だった。

お化粧をすることで、確実にキレイになれることを知っていたから。

毎朝2時間かけて、お化粧と髪をセットすることも、
当たり前のことだと思ってたこともある。

今まで何十年と生きてきて。
寝坊して髪はボサボサ、化粧は電車の中で。
そんなことは、一度もなかった。

身だしなみを整えて出かけることは、服を着ることと全く同じこと。

私にとってはそれくらい当たり前のこと。



-美しくあること-

それは、きっと。
絶対に諦めてはいけないこと。

終わりなき、探求。



決して、義務感ではなく。

私はその探求が好きなのだと思う。

義務感でやらなければならないことなんて、私には120%ムリ(笑)

やりたくないことなんて、やれない。



どうしたらもっと美しくなれるのか。

三十路を手前にして、気付いたのです。

「気付いた」って言うと、前向きな感じがするけど。
気付かざるを得なかったと言った方が正しいのかもしれない。



どうしたらもっと美しくなれるのか。

三十路を手前にして、気付かざるを得なかったのです。



ファンデーションでアラを隠すことも。
お化粧のテクニックで自分の顔を飾ることも。

限界があるのだと。

大切なのは、土台、素材なのだと。

土台や素材が粗悪だと、絶対に年齢には勝てないのだと。



文字にすれば当たり前のことかもしれないけど。

自分なりに受け止めることは、結構難しかったりする。

理屈ではわかる。
だけど、今この目の前にある毛穴を隠してくれるのは、
やっぱりファンデーションだったりしてね(笑)



私がその思考を変えることができたことは、
とてもラッキーなことだと思う。

そう、私は。
土台と素材作りに向き合うことに決めたのです。



先に、その途中経過を言ってしまいますと。

「美肌ですね」

と、耳を疑うようなことを言ってくださる方がいらっしゃったのです。
お世辞でも、うれしい。。。

半年間ずっと隣に座っていた、事務の女性の方に言われたのですが。

今まで、本当に一度もそんなことを言われたことがなかったから。
どう反応したら良いのか、本気で戸惑いました(笑)



それをキッカケに。
その事務の女性とは、美容関係の話を時々していたのですが。

私が△△をしてますとか、○○はオススメです!なんて話をすると。
すごく関心&感動して話を聞いていただけ。
部署が変わって話が聞けなくなるのが本当に残念とまで言ってくださるので。

その方にはお伝えできないのですが、
これからはそんなことも日記に書こうかな、と思っていたりします(笑)



そんなこんなで。
今日は、土台と素材作りで私が一番感じたことを簡単に書くと。

肌は、甘やかせば甘やかすほど、ダメになります。

間違えてはいけないのが。
「甘やかす」と「大切にする」のは全然違うと言うこと。

私が言う「甘やかす」とは、
とにかく肌に良いと言われるものを与えすぎること。
どんどん配合成分の良い&値段の高い化粧品にエスカレートしていくこと。

最初は効果がある!と思った化粧品も。
使い続けていくうちに、効果を感じられなくなると言うのが最たる例。

もちろん、私もどれだけそれを感じてたことか。
…と言いながら、効果のあるものを探し求めるのも結構楽しかったりするけどね。



そこらへんのことも、また改めて。



ときめいて。

2009年3月19日 恋愛
やっぱり、気になる人。



久しぶりのときめきなので、
恒例のニックネームをつけてみたりする。

“see”とします。



今日は仕事が終わったあとに、社内で研修を受講していた。

仕事のあとで疲れているのと、眠いのとで。
まったく研修が耳に入らない状態で。

ぼーっとseeのことを考えていたりした。

他のことも考えていたけどね。



研修が終わった、21時半過ぎ頃。
オフィスの廊下で偶然、seeに会った。

今日はこっちのオフィスに来る日じゃないのに、なぜか。

「あれ!? 遅いんですね。」

とseeの方から声をかけてくれた。



やん♪うれしいー。

少しだけだったけど。

会えたこと。
話せたこと。



それだけなんだけど。

気になって。
ときめいて。



この気持ちをオープンに話せる人がいないから。
ここに書いてみた。



ゴールデンウィークに
悲しいかな、出勤をしなければならないことが今日決定。

だ・け・ど。

もしかしたらseeも出勤かも、なのです。

彼はシステム関係の担当者で。
彼以外にシステムに詳しい人がおらず。

どうしても頼らざるを得ない状況なので。



ぜひとも、頼りたい。
いろんな意味で。

ね。



ざわざわと。

胸がざわざわとするのは。

この季節のせい?



あれ以来。
youからは連絡がない。

たいていの場合。
連絡がほしいときに、連絡をくれるほどタイミングの良い人ではない。
まぁそれは、お互い様なのだけどね(笑)

もうすぐyouの誕生日だ。
誕生日には、ちらっとメールなんてしてみようかと思っていたりする。

ずっと覚えてる誕生日。
去年と一昨年は、覚えていたけど何もしなかった。

3年前は同じ名古屋にいたけど、どうしてたのかな。
記憶がないから、誕生日祝いをしていないことは確かだったりする。

4年前は確か私が東京に長期出張をしていた頃。
それで今の彼と出逢ったのですが。



4年前のこと。

「(名古屋に)帰って来たら会えるよね?」

youからそんな連絡をもらい、私たちは会った。

「なんか、しばらく会わないうちにキレイになった。男ができたの?」

と、会ってすぐ言われ。

「できてないよ。」

と答えた。
嘘はついてない。
気になる人はできたけど、と心の中で思ってた。



「転勤になるかもしれないから、一緒に来て。」

youの言葉に嘘はひとつもなくて。
後先考えずに、その時にそうしたいと思ったことをストレートに言う。

「合鍵渡しても、自分からは来てくれないよね?
 やっぱり、迎えに行かないとだめ?
 って言うか、一緒に行こうよ。それがいいよ。」

youは勝手に楽しそうに話してた。

「私は仕事があるから、だめだよ。」

とたしなめる私に。

「俺がふたり分稼ぐから、働かなくていいよ。」

なんて言った。
すごく、うれしかったけど。

「そう言う問題じゃないの。」

と照れ隠しを言った私だった。



絶対に。
そんな過去があったことをyouは覚えてないだろうけど。

youほどストレートに気持ちをぶつけてくる人を、私は知らなかったから。

好きだった。

ぱったりと連絡をして来なくなっても。
たとえそれが何週間・何ヶ月続いたとしても。

会えば、平気だった。

あんなにも素直でまっすぐな人を、私は他に知らない。



きっとそれが。
今でもyouを忘れない理由。

きっとそれが。
今でもyouとのことを覚えている理由。

私にないものを、ふんだんに持っている人。



・・・・・



なんて。
過去にしがみついてばかりいるようだけど。

最近またちょっと別のトキメキがありました。



組織編成があり、所属が変わり。
心機一転、また新しい場所で働くことになりました。

女性ばかり(年齢は幅広い)が何十人といる職場で。
一応男性も数人(3名)いるのだけど。



出会いは求めていない。
今の彼以上に惹かれる人はいないと思っているから。

一時の感情による軽率な行動で。
今の彼との信頼関係を壊すなんてとても考えられない。

長く好きでいられるかどうかもわからない。
お互いに想いあっていけるかどうかもわからない。

そんなnew face(!?)は私にとって必要ない。
今の彼が大切なんです。



そう思い続けているせいか、
単にそう言う機会がないせいなのか。
私にはよくわからないけど。
東京に来てから、記憶に残るようなトキメキは皆無でした。
(いや、プチ・トキメキはあったかな。。)

そんな私が。

女性ばかりの職場の数少ない男性のひとりに。
トキメキました。



歓迎会をしてもらったときに。

パワー溢れる女性陣にはやし立てられ(!?)、
特別に用意をしてもらったデザートを、
数少ない男性陣のひとりに、ひと口だけ“あーん”と食べさせてもらいました。

そんな合コンのようなこと私はイヤで仕方なかったけど。
ノリノリでヤイノヤイノ言ってる大先輩方の手前、拒否できず。
ものっすごくテレながら、ひと口食べさせてもらったわけです。

その男の子の年齢は知らないけど。
はい、間違いなく年下です。
だから余計に恥ずかしかった。
心の中で、つき合ってる彼に“ゴメン”と言ったりした。



その後、その彼はそのまま私の隣に座っていて。
いろいろお話をした。

なんだかすごく話しやすい人で。
たぶん誰に対してもそうなんだろうけど、会話が弾んだ。

だけどそれ以上、何も感じなかった。
何も。



翌日。
私は歓迎会に参加をしてくれた人にメールでお礼を言ったのだけど。

そのメールに対して数人が返信をくれた。
彼もその中のひとりだった。

彼にメールを返信すると、すぐにまたメールが届いた。

「今度ガチ飲みしましょう。みんながいたら難しいかもですが。」

と。
ガチ飲みの“ガチ”の意味が、いまいちわからないのですが・・・(汗)

いや、でもなんとなく、雰囲気はわかるよ。
雰囲気だけは伝わるからこそ、ドキッとした。



それが、始まり。



実は、特に気にもしていなかったのだけど。
彼とは会社のデスクが隣り同士でして。

と言っても、その彼は別部署にも所属をしているため、
私と同じ部署にやってくるのは週に1日だけ。

ドキッとしたことがキッカケで思い出しましたが。
飲み会の前のことだけど。
今私は自分の席とは別の席で仕事をすることが大半で。
彼が机に座っていたときに、時々私が自分の机に戻ると。
毎回ちょっとだけ顔をあげて、
「あ、ども。」ってちょっと恥ずかしそうにしてませんでしたか?!

と、都合の良いように解釈をしたりしたりして(笑)



たぶん。

彼にとって。
私が眼中にない人であるならば。

きっと私も彼を意識なんてしないと思うんだ。

何て言うか、そう言う“好意”ってお互いにわかるじゃない?

中にはドンカンな人もいるけれど。
私はかなりビンカンにわかります(←自意識過剰とも言う…)。



今日は彼がこちらのオフィスにやってくる日で。
飲み会後、初対面。

ちょっと緊張しました。

当然、何もありませんが。
(しかも“ガチ飲み”の返事はしていなかったりする。)



何もなく過ぎるはずですが。

たまには、こんなトキメキもありだなと思ったりして。
ずいぶん、久しぶりに。

心が揺れると。
それを残しておかなければならないかのように。



真夜中に、youから電話があって。
いつものように。

「寝てたよね。ごめん。またかけるよ。」

って。
だけど、その“また”も夜中でしょ?なんて思いながら。

「ううん、大丈夫だよ。」

寝起きだけど、意識ははっきりしてた。



決まり文句のように、youは私に聞く。

「まだ、東京?」

「うん、そうだよ。」

「そっか。」



短い電話。

youは、私の名前を呼ばない。

私がまだ名古屋にいて、
時々会っていたときは、よく名前を呼ばれた。



年下だったこともあり、最初は敬語だった。

「会いたいです」

「好きなんです。いつか、彼女になってください。
 もっと仕事ができる男になったら、絶対に僕の彼女になってください。」



彼の言葉の半分は実現し、もう半分は実現しなかった。

youは誰よりも仕事をがんばって。
がんばり続けて、飛びぬけた存在になった。

だけど。
youの彼女になると言う「いつか」はやってこなかった。



結果的に「いつか」はやってこなかったけど。
私たちは仲良くなった。

まっすぐに感情をぶつけてくるyouの誘いを断るだけの理由なんて
そのときの私には何もなかったから。

彼の敬語はいつの間にか、なくなって。
私の名前も、自分が呼びたいように勝手に呼ぶようになった。

それで私も、youの名前を呼べるようになった。



今はもう呼ばれない私の名前。

真夜中の電話で、私はyouの名前を呼んだけど。



気を遣ってなのか、すぐに電話を切ろうとしたyouに。

「またね。」
どうしてかわからないけど、無意識に私はそう言った。
言った瞬間に、後悔をしたけど。

「うん、またね。ありがとう。」
びっくりするくらい、優しい声でyouはそう言った。



数ヶ月に一度、連絡をくれるyou。

電話に出られるときともあれば、出られないこともある。

決まって、今私がどこにいるのかを聞く。

きっと。
youにとって。
私が東京にいることを確認することは、
東京の人と続いてるかどうかを確認することなのだと思う。

事実。
私にとって。
今私が東京にいるのは、東京に大切な人がいるから。
つき合っている彼と別れたら、私は東京にいる意味がないと思う。



ねぇ、you。
もし私が、名古屋にいると答えたら。

あなたはどうするの?



だけど。
そんなことよりももっと。

知らなければ良かったことを、私は知ってしまったよ。

私は、どうすればいい?



「帰っておいでよ。」

ドキッとした瞬間。



youから電話があった。

数日前に不在着信履歴が残っていて。
かけ直したけど、電話はつながらなかった。

また連絡があるだろうと思っていた矢先。



youが今でもまだ、連絡をくれることがすごくうれしい。
私はずっとyouのことが大好きだ。

もう、3年以上会っていないけど。
変わらず、youのことが好き。



youとは、お盆に帰省したときに会う約束をしていたけど。
やっぱりyouの仕事の都合で会えなかった。

残念だったけど、
なんとなくそうなる予感はしていて。
そして、ちょっとホッとしていたりもした。

複雑なキモチ。とても、とても。

youは会いたい人。
一緒にいてすごく楽しい人。
好きな人。
触れたい人。

だけど、キモチだけでは突っ走れない事情があるんだよね。



youとは出会って5年。

出会ってから、今でも変わらないこと。

それは、youにとって、仕事がなによりも大切で、
出会ってからずっとNo.1営業マンであると言うこと。

何千人といる営業の中で、ずっと一番であり続けると言うこと。
それが、どんなに大変でスゴイことなのか。
私はわかるようで、全然わかっていないと思う。

たくさんのものを犠牲にして、苦しい思いもしたと思う。
だけど、それでも仕事を心から愛してる男。

そんな男が目の前にいて。
惹かれないはずはないと思う。



「俺とは一緒にならない方がいい」
「自分が女だったら、俺みたいな奴、絶対イヤだよ」
「仕事ばっかりで、女の人を幸せにできないんだよね」

電話でyouはそう言っていたけど。

2年間一緒にいたでしょ?
一緒にいた時間なんて、本当に限られた時間だったけど。

大好きだったよ、私はね。



強がって。
会えなくても平気なふりをして。
気のないそぶりばっかりしてたけどさ。

本当はyouの言動に、一喜一憂していたんだよ。



魅力のない男だったら、最低最悪な人だけど(笑)
あなたは、まぶしすぎて。

守られない約束ばかりでも。
会えないすべての日が寂しくても。
今度いつ会えるのかさえわからず、苦しくても。

嫌いになんて絶対になれなかったよ。

ふと空いた時間に思い出して。
そして連絡をしてくるのが、私なんだってことだけで。

すべてを許すことができてしまったんだよ。




「名古屋に、帰っておいで」

ドキッとして。
心がグラリと揺れた。



だけど。

「結婚しないの?」
「今の彼と結婚したら、二次会に呼んでね」

そんなことも言われた。


「やだよ、呼ばないよ」

と即答したら、不満そうに「なんで」って言っていた。




私は。

youと一緒にいて。
「幸せだよ」って言ってあげたかった。

ずっと一緒にいて。
仕事ばかりで、ふたりの時間が全然なくても。
「幸せなんだよ」って、言ってあげたかったな。

「幸せだから、今私はここにいて。
 そしてこれからもずっとyouと一緒にいたいんだよ」
心からそう思って、そう言ってあげられる人だったら良かった。



応援してあげたかった。

こんなに遠く離れたところからじゃなく。



「人を幸せにできない」

そんな思いをさせたくなかった。

ごめんね。



あなたは特別な人だよ。

私はわかっているのに。



あなたを待つことができなかったね。
自分らしく生きること。
これがあたしのテーマ。

人より輝いている存在になりたいと思うなら、
自分らしさに磨きをかける。

コレが一番だとあたしは思う。



優しさとか、気配りとか、笑顔とか、
もちろんとてもとても大切なことだけど、
ある意味それらはできてあたりまえ。

そこで人より輝くのは難しい。


誰にも真似できなくて、
確実に他の誰かと違う存在になれるとすれば、
それはもう「自分らしさ」しかない。

あたしは「自分らしさ」はつまり「個性」だと思う。
自分らしさや個性は自分だけのもの。

だから、それに磨きをかければ人より輝いている存在になれるはず。

コレがあたしの考え。



だけど、何が自分らしさなのかを知ることはとても難しくて。
実はそれが一番の問題なのかもしれない。

思いっきり素直になってみること。
自分を見つめ続け、そして問い続けること。
自分だけでなく、他人をじっくり観察してみること。
自分らしさを見つける努力を止めないこと。

きっといっぱい方法はあって、諦めてしまわなければ、見つかるもの。
自分らしさ。
個性。

言葉として表現する必要なんてない。
自分の中になんとなく存在するだけで、充分。



「俺、ワガママだから自分のやりたいことしかやらないよ。」

そんな自分勝手なあなただけど、
「自分のやりたいこと」がちゃんとあって、
自由に、自分の生きたいように生きているあなたは、
とても魅力的だと思います。

あたしから見てあなたが輝いているのは、
きっとあなたがあなたらしく生きているから。

あなたはきっとこのことには気付いていないけど、
あたしにはわかるんです。

自分らしく生きること。

あなたは、自分らしく生きるあたしに魅力を感じないかもしれない。

だけど、自分らしく生きることがとても素晴らしくて、
とても素敵なことだと気付けたから。

あたしはすごく幸せだと思います。


9月から職場が変わりました。

新しい職場は、すごく居心地がいい。

私はプロジェクトチームに加わった。
かなり大掛かりなのに、少数精鋭でやっているプロジェクトで。
周りの人がデキる人たちばかりなのが、すごく楽しい。

普段一緒に仕事をする人はすべて男性で年上と言うこともあり。
みんな優しくて、本当に居心地がいい。



私が加わったプロジェクトでは、
クライアントさんとかなり密につながりを持っていて。
その中に、ものすごく感じが悪いことで有名な人がいる。

直属の上司は、
「あんなに感じの悪い人には、これまで出会ったことがない」
と言い放ち。

また別の上司は、
「インテリチックなチンピラ」
と、これまたよくわからないけどイメージ最悪で(笑)

東大卒の人が何人もいるような会社。
しかも理系揃いだから、超理論的。らしい。

私は一体どんな人なんだろうと、興味深々で。



いざ、クライアントとの定例会議に参加。

何人もの人と挨拶をしたから、
最初に会ったときはよく顔も覚えられなかったのだけど。

確かに、人当たりはかなりキツイ人。

その人が質問をして、回答が質問の意図と違うと。

「そんなことは聞いていません」
「○か×かについてだけ、答えてください」

ずばっと切り捨てる。



緊張感が走り、会議室が静まり返る。



嫌いじゃない。

むしろ、好きなタイプ。



その会議ではわからなかったけど。

恐らく、圧倒的に頭が良いだろう人。

物怖じせずに、聞きたいことを聞き、言いたいことを言う人。



好きです。

私はそう言う人、好きです。



残念ながら(!?)、結婚をされているらしいので。

どうこうしようとは、思わないのだけど。

しばらくその人のことが頭から離れなかった。



久しぶりに。

純粋に心惹かれる人に出会えたのに、やっぱり残念。


「あなたのこと、好きだよ。」
かつてあたしは君にそう想いを伝えた。

「あなたのこと、ずっと好きだったよ。」
今度、もし君に会えたら、あたしはそう想いを伝えるだろう。



あたしはとても臆病だった。
何があっても傷つきたくなかった。
自分で意識しているわけではなく、
弱い自分自身を守るための本能だったのかもしれない。

一緒にいても心はとても遠かった。
寄り添っていても心の距離は縮まらなかった。
君と過ごした時間はとても、儚かった。

臆病者のあたしは、君に何も聞けなかった。
現実を受け入れることができなかったのかもしれない。

君との距離は広がる一方だった。

孤独の中であたしは今のあたしの強さを手に入れた。
あの頃の弱虫なあたしは、もういない。



君には、話したいことがたくさんある。
君には、伝えたいことがたくさんある。
そして今まで聞けなかった多くのことを聞いてみたい。

「あなたのこと、ずっと好きだったから。」


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