要は、
決心なのかも知れない。

割り切ってしまえば、
意外とすんなりと受け入れられるものなのかも知れない。


女友達と、男友達。
両方とも友達には変わりないけれど。
つき合い方は全然違う。

つき合ってる人がいない時期が結構あった私には、
男友達がたくさんいた。

一時的に仲がいいとか、
つき合う過程での「男友達」なんかではなく。

色恋沙汰も含めて、お互いの近況を語り合ったり。
一緒にスポーツをしたりね。
そう言う、継続的なつき合いをしてる「男友達」。

私が男友達を大事にしたのは、彼らが優しいから。
決して一線を越えることはないとお互いにわかっているけど、
彼らは私をちゃんと女の子として扱ってくれて、
私のワガママはほとんど聞いてくれた。
聞いてもらえるワガママしか言わなかったからだけど。


東京に来て。

今の彼とつき合って。

私はまったくワガママを言わなくなった。

なぜなら、
一切ワガママを聞き入れてくれない人だから。


私の周りにいた男友達はもっと優しかったもん!
もっと優しくて、私の些細なワガママをきいてくれたもん!

なんとかして、私のワガママを通すことはできないか?
なんて考えていた。

だけど、彼のが私よりもウワテで。
全然うまくいかなくてさ。


朝。

私のほうが彼よりも1時間早く起きて、
自分自身の準備と、二人分の朝ごはんを用意する。

時間がないときをのぞいて、私が洗い物をする。

夕飯を家で作るときは、
彼がメイン料理を作って私はお手伝いをする。

洗い物は私がする。


そんな生活いやになった。

なんで私ばっかりが洗い物をしなきゃいけないの?

なんで二人分の朝食を用意するために、
私だけ毎日早く起きなきゃいけないの?

と。

そして一生こんなことをしていかなきゃいけないの?

と。


もう別れてやるって思った。

もしくは、食器洗い機でも買え!と(笑)。


だけど、少しくらい努力してみようと思った。


洗い物は全部私がやるって。
それでどうしてもそれがイヤだったら別れようって。

勝手に決めた。

別れる理由はこれで決まり。

「努力したけど、私には無理でした。ごめんなさい」


洗い物は私の仕事だって決めてから。

不思議なことにそんなにイヤじゃなくなったんだよね。

彼は洗い物をしない人なんだって思ったら、
彼にやらせてやろうとかそんなことを考えなくなったのです。

そうしたら、
「洗い物、俺がするからいいよ」
なんて言うようになりました。

「ううん、いいよ」
って私が洗ってるんだけど。


大切なのは、どっちが洗うのかってことじゃなくてね。
感謝をする気持ちなの。

どっちが洗ってもいいの。

感謝の気持ちが大切なの。


イヤなことをやらされてるって思って洗い物をしてる私に
彼は感謝なんてしない。
優しい言葉なんてかけない。

彼に洗い物をさせることに成功した!よっし!
って思ってる私は、洗い物をしてくれてる彼に感謝なんてしていない。
しめしめって思ってるだけ(笑)
そして彼はイライラするんだと思う。


小さいことなんだけどね。

生活ってそう言うことの積み重ね。


自分の選んだ人との生活。

だから、勝ち負けなんて関係なくて。

私が変われるところは、私が変わる。

それは結局、自分のためであり。

なによりも、大切な人のため。

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