あなたにみせる涙は、喜びと、感謝と、感動の涙だけ。
2007年1月31日出逢ったのは、2年前。
新しいプロジェクト(今の仕事)に参加することが決まり、
私は急遽東京へ行くことに。
都心のマンスリーマンションで2ヶ月間の東京生活。
結構重い荷物を持って、
管理会社から渡された地図をみながらマンションを探し。
マンションのすぐ近くで、ふと看板が目に入る。
-----------------------------
この付近で殺人事件がありました。
○月○日××時頃、叫び声を聞いた方・血の付いた服を着た人を目撃した方は……
-----------------------------
身の危険を感じました。
私、大丈夫なのかな?って本気で不安になりました。
そんな不安なスタート。
仕事は、とにかく大変で。
社会人になってから一番大変だったと思う。
とにかく、限られた時間の中でやらなければならないことが多すぎて。
そんないっぱいいっぱいの毎日だった。
だけど、そこにはずっと探してた人が、いた。
あなたがいたんだよ。
営業同行で一緒に出かけて。
すぐにわかったよ。
私はあなたのことを好きになるってね。
私が初めて東京に行った2年前は、今ほどたくさんの人はいなくて。
私が一番歳下だった。
そしてあなたと一番歳が近かった。
それだけの理由ではないけど、私たちはすぐに仲良くなって。
私の座っている席は、列を挟んですぐあなたの隣だったけど、
こっそりメッセンジャーで会話をしてたりしたね。
東京にいる間中ずっとバタバタとしていたけど、
お互いに時間を合わせてお昼を一緒に食べに行ったりもした。
毎晩遅くまで仕事をしていて、朝起きるのが辛かった。
だけどあなたに会えるから、私はいつも会社に行くのが楽しかったよ。
限られた時間はあっと言う間に過ぎて。
東京最後の夜、ふたりでご飯を食べに行ったね。
仕事のことも、もちろんちゃんと考えていた。
だけど私の心はあなたでいっぱいだったよ。
離れるのがいやだった。
もっと一緒にいたいって心から願ってた。
名古屋に帰って来てから、
名古屋でのプロジェクトが本格的にスタートするまでは落ち着いていた。
あなたとは相変わらずメッセンジャーで会話をしていた。
それが私にとってとても貴重な時間だったよ。
私は必ずあなたと結ばれるって、信じてた。
何の疑いもなく。
お互いに同じ気持ちだと、思ってた。
季節が変わった。
あなたと出逢った季節の反対側にある季節。
夏。7月。
実家の兵庫県に帰省をしているあなたが、名古屋に遊びに来てくれた。
仕事場以外の場所で会うのは初めてだったね。
私は期待していたんだ。
私たちの関係をハッキリさせる言葉を。
離れていたって、私は平気だって思ってた。
だけど結局。
私が欲しかった言葉は、もらえなくて。
あなたは夜中に兵庫県に帰って行ったね。
9月。
あなたと私の1番好きな季節。秋。
名古屋で始まったプロジェクトの応援で、名古屋に1週間来てくれていた。
ただ、本当に忙しくて。
ゆっくり話せたのは、あなたが東京へ帰る最後の夜だったね。
名古屋城のふもとの公園で。
あなたと私と一緒に働いている会社のメンバーと3人で。
真夜中に、鬼ごっこをしたり、木の枝でチャンバラをしたり。
拳法を教えてもらったり。水をかけあったりね。
楽しかった。
明け方、会社のメンバーの子が公園のベンチで寝てしまって。
あなたとずっと話をしてた。
朝、家に帰ってから、届いた1通のメール。
そのメールで私はあなたに彼女がいることを知ったんだ。
ショック、なんてもんじゃない。
現実を理解するのに、時間がかかった。
夢をみているのかと、思った。
いったんは諦めようと思った。
だけど到底無理なこと。
こんなにも好きになってしまった気持ちを無くすことなんて、できないよ。
不思議なことに。
それをキッカケに私たちはそれまでよりも頻繁に連絡を取り合うようになった。
彼女のことは何も聞かなかった。
一切、何も聞かなかった。
再び、あなたと出逢った季節になって。
冬。1年前の1月。
あなたと東京で遊んだ。
上野動物園に行って、
それから夜にはディズニーランドへ。
魔法の時間だった。
一緒にいられるだけでこんなにも心が震えるなんて。
特別な、時間。
夜のディズニーランドはとても寒くて。
人が多いところを、離れて歩くのがとても歩きにくくて。
あなたの腕に自分の腕をからませた。
このままずっとずっといられたらいいのにって思っていた。
そして私は確信していた。
この人以上に好きになれる人なんていないって。
春の訪れ。4月。
東京への出張はいつも週末に重なる。
私たちはまた遊ぶ約束をして。
どれだけ時間があっても、足りない。
一緒に過ごす時間はあっという間に過ぎ去っていく。
夏。8月。
1年前にあなたが名古屋に遊びに来てくれたから。
今度は私が、神戸に遊びに行くね。
いろんな場所に連れて行ってもらう。
どれだけ一緒の時間を過ごしても。
どれだけ楽しい時間がそこにあっても。
あなたは決して私に触れてくれない。
季節は確実に移り変わっていくね。
年の瀬。12月。
突然。
彼女と別れることになったとあなたから聞かされ。
1月。
ふたたび私たちは遊ぶ約束をしていた。
急展開を迎えることになった。
あなたを諦めると心に決めた私に、待ったをかけたのはあなた。
今。
あなたと私の距離はとても近くて。
好きだって言える。
幸せだって言える。
会いたいって言える。
ドキドキしてるって言える。
鍋をしようねって話して。
私の作った料理を食べたいと言ってくれて。
一緒にボードに行こうとか、温泉に行こうとか。
約束がたくさんできていく。
こんな素敵な展開が用意されているなんて、思ってなかったよ。
特別な人。
ずっと想っていた人。
心から尊敬できて、心から好きな人。
一番素直な私でいさせてくれる人。
その人が私の名前を呼んでくれる。
私が幸せだと俺も幸せだと言ってくれる。
うれしくて、涙がでる。
胸が熱くなって、涙がこぼれてしまうよ。
ねぇ、もう悲しい涙は流さなくていいんだね。
あなたにみせる涙は、喜びと、感謝と、感動の涙だけ。
新しいプロジェクト(今の仕事)に参加することが決まり、
私は急遽東京へ行くことに。
都心のマンスリーマンションで2ヶ月間の東京生活。
結構重い荷物を持って、
管理会社から渡された地図をみながらマンションを探し。
マンションのすぐ近くで、ふと看板が目に入る。
-----------------------------
この付近で殺人事件がありました。
○月○日××時頃、叫び声を聞いた方・血の付いた服を着た人を目撃した方は……
-----------------------------
身の危険を感じました。
私、大丈夫なのかな?って本気で不安になりました。
そんな不安なスタート。
仕事は、とにかく大変で。
社会人になってから一番大変だったと思う。
とにかく、限られた時間の中でやらなければならないことが多すぎて。
そんないっぱいいっぱいの毎日だった。
だけど、そこにはずっと探してた人が、いた。
あなたがいたんだよ。
営業同行で一緒に出かけて。
すぐにわかったよ。
私はあなたのことを好きになるってね。
私が初めて東京に行った2年前は、今ほどたくさんの人はいなくて。
私が一番歳下だった。
そしてあなたと一番歳が近かった。
それだけの理由ではないけど、私たちはすぐに仲良くなって。
私の座っている席は、列を挟んですぐあなたの隣だったけど、
こっそりメッセンジャーで会話をしてたりしたね。
東京にいる間中ずっとバタバタとしていたけど、
お互いに時間を合わせてお昼を一緒に食べに行ったりもした。
毎晩遅くまで仕事をしていて、朝起きるのが辛かった。
だけどあなたに会えるから、私はいつも会社に行くのが楽しかったよ。
限られた時間はあっと言う間に過ぎて。
東京最後の夜、ふたりでご飯を食べに行ったね。
仕事のことも、もちろんちゃんと考えていた。
だけど私の心はあなたでいっぱいだったよ。
離れるのがいやだった。
もっと一緒にいたいって心から願ってた。
名古屋に帰って来てから、
名古屋でのプロジェクトが本格的にスタートするまでは落ち着いていた。
あなたとは相変わらずメッセンジャーで会話をしていた。
それが私にとってとても貴重な時間だったよ。
私は必ずあなたと結ばれるって、信じてた。
何の疑いもなく。
お互いに同じ気持ちだと、思ってた。
季節が変わった。
あなたと出逢った季節の反対側にある季節。
夏。7月。
実家の兵庫県に帰省をしているあなたが、名古屋に遊びに来てくれた。
仕事場以外の場所で会うのは初めてだったね。
私は期待していたんだ。
私たちの関係をハッキリさせる言葉を。
離れていたって、私は平気だって思ってた。
だけど結局。
私が欲しかった言葉は、もらえなくて。
あなたは夜中に兵庫県に帰って行ったね。
9月。
あなたと私の1番好きな季節。秋。
名古屋で始まったプロジェクトの応援で、名古屋に1週間来てくれていた。
ただ、本当に忙しくて。
ゆっくり話せたのは、あなたが東京へ帰る最後の夜だったね。
名古屋城のふもとの公園で。
あなたと私と一緒に働いている会社のメンバーと3人で。
真夜中に、鬼ごっこをしたり、木の枝でチャンバラをしたり。
拳法を教えてもらったり。水をかけあったりね。
楽しかった。
明け方、会社のメンバーの子が公園のベンチで寝てしまって。
あなたとずっと話をしてた。
朝、家に帰ってから、届いた1通のメール。
そのメールで私はあなたに彼女がいることを知ったんだ。
ショック、なんてもんじゃない。
現実を理解するのに、時間がかかった。
夢をみているのかと、思った。
いったんは諦めようと思った。
だけど到底無理なこと。
こんなにも好きになってしまった気持ちを無くすことなんて、できないよ。
不思議なことに。
それをキッカケに私たちはそれまでよりも頻繁に連絡を取り合うようになった。
彼女のことは何も聞かなかった。
一切、何も聞かなかった。
再び、あなたと出逢った季節になって。
冬。1年前の1月。
あなたと東京で遊んだ。
上野動物園に行って、
それから夜にはディズニーランドへ。
魔法の時間だった。
一緒にいられるだけでこんなにも心が震えるなんて。
特別な、時間。
夜のディズニーランドはとても寒くて。
人が多いところを、離れて歩くのがとても歩きにくくて。
あなたの腕に自分の腕をからませた。
このままずっとずっといられたらいいのにって思っていた。
そして私は確信していた。
この人以上に好きになれる人なんていないって。
春の訪れ。4月。
東京への出張はいつも週末に重なる。
私たちはまた遊ぶ約束をして。
どれだけ時間があっても、足りない。
一緒に過ごす時間はあっという間に過ぎ去っていく。
夏。8月。
1年前にあなたが名古屋に遊びに来てくれたから。
今度は私が、神戸に遊びに行くね。
いろんな場所に連れて行ってもらう。
どれだけ一緒の時間を過ごしても。
どれだけ楽しい時間がそこにあっても。
あなたは決して私に触れてくれない。
季節は確実に移り変わっていくね。
年の瀬。12月。
突然。
彼女と別れることになったとあなたから聞かされ。
1月。
ふたたび私たちは遊ぶ約束をしていた。
急展開を迎えることになった。
あなたを諦めると心に決めた私に、待ったをかけたのはあなた。
今。
あなたと私の距離はとても近くて。
好きだって言える。
幸せだって言える。
会いたいって言える。
ドキドキしてるって言える。
鍋をしようねって話して。
私の作った料理を食べたいと言ってくれて。
一緒にボードに行こうとか、温泉に行こうとか。
約束がたくさんできていく。
こんな素敵な展開が用意されているなんて、思ってなかったよ。
特別な人。
ずっと想っていた人。
心から尊敬できて、心から好きな人。
一番素直な私でいさせてくれる人。
その人が私の名前を呼んでくれる。
私が幸せだと俺も幸せだと言ってくれる。
うれしくて、涙がでる。
胸が熱くなって、涙がこぼれてしまうよ。
ねぇ、もう悲しい涙は流さなくていいんだね。
あなたにみせる涙は、喜びと、感謝と、感動の涙だけ。
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