素直な心。

2006年1月29日
一緒に過ごした時間。

それは。

涙がでるほど切なくて。

心がじんとするほど幸せな時間。


東京に出張をしていました。

週末の土曜日に、1日toと遊びました。


toと一緒にいると、
私は本当に安心していて、
そしてすごく素直な心でいられるんだ。

あのね、私は気づいてしまったんだ。

素直な心で世界をみると、
そこにはたくさんの感動や驚きや発見がある。

心を開いていると、
自分が持つすべての感覚が研ぎ澄まされた状態になる。

toは私のことを、
「子供の心を持った大人やね」って言った。


子供の頃、
家族と行くちょっとした旅行がすごく楽しみだった。
公園で友達と夢中になって遊んでた。

本当に些細なことが、嬉しかった。

それがいつの間にか、
日常生活に楽しいことや夢中になれることを
なかなかみつけられなくなっていた。

そしてそれが当たり前になっていた。


ねぇ、それって本当に私たちの周りから
楽しいことや夢中になれることがなくなってしまったの?

そのときまで私はそんなことすら考えなかった。

でもね、今は思うんだ。

楽しいことや夢中になれることがなくなったわけじゃない。
ただ、大人になって、感覚が鈍ってしまっただけだって。

大人が失ったものは、
子供の頃に持ってた純粋な心なんだって。


toと一緒にいることで、私の心は開かれる。

そして、
感動する。
幸せを感じる。


不思議。
私は、toと一緒にいるときの自分が大好きだ。

人を好きになって、
その好きな人と一緒にいて。
自分のことをこんなに大好きでいられるのは、初めて。

自分のことながら、
私は自分自身がこんなにも素直な人間だとは思ってなかった。


ねぇ、好きな人と一緒にいることが、
あんなにも幸せなことだって私は知らなかったよ。

愛を語り合うわけでもなく。
ぎゅっと抱きしめられるわけでもない。

ただ隣に並んで歩いてるだけで。
星がみえるよ!って同じ空を見上げるだけで。
電車の席にふたりで座って景色を眺めているだけで。

ただそれだけなのに。
私は幸せな気分で満たされていた。


人が多くて、離れて歩くのがイヤで、思わず腕を絡ませた。

toが私をみて。私もtoをみた。
言葉なんて、イラナイ。

ただ私たちは、微笑みあう。

腕を組むと、暖かいんだね。

寒空の下を歩きながら、私はぎゅっとtoの腕に抱きついた。

このままずっと、離れたくないって思った。

ずっと、toの隣にいたかった。


toと一緒にいられる幸せと、
ずっと一緒にはいられない切なさに、
涙が出そうになりました。


胸が苦しくなるくらい、素敵な思いでを、ありがとう。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

日記内を検索