自分の弱さに、泣いた日がありました。


何度恋をしても。

そのときどれだけ涙を流しても。

私はちっとも強くなっていない。


別れは辛いものだと、何度も思った。

だけどやっぱり。
別れのたびにまた辛い思いを繰り返す。


唯一の救いは。

苦しみの中でも。
別れがこんなに辛いほど、
大切だと思える人と出会えたと言う真実。

そのことに気づける、瞬間。


先日、youから電話がありました。

以下、以前の秘密日記にした内容ですが…


*********

家でゆっくりしてるときだったから。
出ようと思えば出ることのできた、youからの電話。

私は携帯のディスプレイに表示されたyouの名前を見つめ、
少し迷いながらも、マナーモードボタンに切り替えた。

留守電のメッセージが流れ始めると、電話は切れて。

少ししてまた電話が鳴った。

再び、留守電メッセージ。

youの声。

「電話しないって言ったのに、電話してしまいました。
 またかけます・・・」


ごめんね。

ごめんね、ごめんね、ごめんね。


何度も心の中で謝った。

一方的に会わないと伝えた私。

きっとyouは訳がわからなかったはず。


ごめんね。


今まで、何が辛いとか、どうして欲しいとか
そう言うことを私は一切youには言わなかった。

だからyouはきっと、知らない。
私が何を思っていたのか。

私が悩んだことすら。

伝えなかったのは、私なのにね。

それで勝手に見切りをつけて、サヨナラをした。

ごめんね。


でも、私はきっと受け止められない。

youと私の合わない部分を、
私は受け止められるほど大きな器をもっていないんだよ。

だからと言って、
youに自分の希望を伝えることもできない。

始めから、諦めてた。

私が受け止めるしかないと、諦めてた。


ごめんね、you。

*********


週末。

再びyouから電話があって。

私は電話に出て、そしてyouと会いました。


出会えたことに、感謝できる人だから。

偶然が重なり合って、出会った私たち。
奇跡の瞬間だって、今でも思ってる。

大好きな人。

本当に大切な人。

私はその大切な人の元から、去ろうとしている。


youが会いたいと言うなら、会うよ。

私は断ることなんて、できるはずがない。


ねぇ、私のことを手に入れられなかったと思ってるの?

ねぇ、私が我慢しきれなくなってあなたの元を去ると思ってるの?

違うんだよ。

私があなたの求める人になることができなかったんだよ。

私にはそれがわかるから。


人の生き方に惚れることってある。

私はyouの生き方に惚れた。


私がyouに惚れていたんだよ。


私との約束よりも、仕事。
自分の身体よりも、仕事。
自分の生活よりも、仕事。


youは仕事に惚れているんだね。

私はそんなyouに惚れたんだね。

だから、私は片想いだね。


要求なんて、何もしたくなかった。

何があっても、邪魔にはなりたくなかった。

だって。
私は「仕事に惚れた」youに、惚れたのだから。


だけどね。

だけど、私は愛されたかった。


その矛盾に気がついて。


youが「わかった」と言ってくれるのなら、
私はやっぱりもうyouとは会わないよ。


どうか、youが幸せでいられますように。


私は幸せでいる自信があるから。

そのための、別れなのだから。


youが必ず幸せでいられますように。


私はもう、願うことしかできない。

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