私の選択。
2005年7月18日前に進むチャンスだったのに。
結局、
私は同じ場所から動けなかった。
これが私の選択した答え。
その時はその選択が一番だと思ったから。
土曜日。
夜中にyouから電話。
「近くにいるんだけど、もう寝てた?寝てる声だね。」
「事前に連絡しておけばよかったね。」
誘いはいつも突然。
もちろん、そんな時間からは会わない。
胸が少し苦しい。
私は週末が終わると、
もうyouから連絡はないのかも知れないと言う不安に襲われる。
翌日、toと会う約束をしていた。
もしもyouから連絡がなかったら、
それはそれで仕方がないって思えたのに。
期待してた。
toとのこと。
もしも、toとの関係が先に進んでしまったら。
後ろ髪をひかれながら、
私はyouの元を去るんだろうって思っていたから。
だから、youからの電話は私を苦しくさせた。
何も知らないyou。
私は特別な感情を抱いている人と会うのに。
日曜日。
toと会う。
今toは実家の兵庫県に帰省をしている。
兵庫県から車を走らせ、名古屋に来てくれた。
櫃まぶしを食べに行き、
名古屋城へ行き、
海へ。
toとの会話は尽きない。
決しておしゃべりな男ではないのだけど、
彼はいろんなことを話してくれる。
一緒にいて、本当に楽しい。
私はテレビを観ない。
朝のニュース番組を耳で聞きながら身支度をするのだけど、
それ以外の時間は全くテレビをつけない。
特別な理由はないけど、
テレビを観る時間があるなら
私はインターネットをしているから。
そんなこともあって、
私は世の中のニュース以外のことに本当に疎い。
芸能人のことも、
テレビ番組のことも全然知らない。
それは自分にとってマイナスなことなのかもしれない。
「え?!知らないの?!」って驚かれることもある。
「知らない」と言うのには勇気がいる。
だけどね、
toの前では私は素直に「知らない」と言えるんだ。
テレビの話もたくさんする。
その度に「知ってる?」と聞いてくれて、
「知らない」と言う私に丁寧に説明をしてくれるんだ。
「知らない」と言う私を、絶対にバカにしない。
普通知ってるだろってことを知らなくても、彼の態度は変わらない。
それって実はすごいことで。
何がすごいかって、toが考え方がすごいの。
彼にとって「知らない」ことはマイナスじゃない。
彼にとっては、
「知らないこと」=「新しいことを知るチャンス」
なの。
多くの人にとっては違う。
「知らないこと」=「恥」・「恐怖」
だから。
toの魅力はひと言では語れない。
いっぱいいっぱいありすぎて、話しきれない。
そんな人だから
一緒にいて全く退屈もしない。
そして、疲れることもない。
そのままの私を私として受け入れてくれる人。
背伸びをする必要はないと言ってくれる。
ムリをする必要はないと言ってくれる。
そのままでいいんだよって言ってくれる。
言葉に出さなくても、一緒にいたらわかるんだ。
彼の懐の広さを感じずにはいられない。
私が私でいられる場所。
本当は「好きだ」と言うつもりだった。
だけど、言えなかった。
無責任なことは、言えないと思った。
離れている。
住んでいる場所が、離れている。
たったそれだけのこと。
たったそれだけのことが、私から自信を奪う。
超ポジティブ思考の私は、思うんだ。
今じゃなくても私たちは大丈夫だって。
「決断」だけ。
必要なのは、それだけ。
でも今の私にはそれができない。
今の私は、きっと距離に負ける。
何の根拠もない。
だけど私はそう感じる。
そして、
それはきっとtoも同じだろう。
私たちはちょうど日付が変わる頃、また遊ぼうねと別れた。
私がtoと一緒にいる間、
youから何度か着信があったけど。
私は電話にでなかった。
家についてすぐに、再びyouから電話。
「何してるの?」
ってちょっと不機嫌そうな声だった。
「映画観に行きたかったのに。」
youと会うことにした。
会いたかったから。
youとまた会えることが素直に嬉しかったの。
誰かひとりを選んで結婚しろと言われたら。
私はtoを選ぶ。
それはわかってる。
でもね。
現実的に考えると、今は彼のところには行けない。
私には仕事がある。
今はここを離れることはできないから。
そして私はyouのことが好きだ。
マイペースで、
自分勝手で、
仕事が一番大切で、
まったくマメじゃなくて、
私を振り回してばかりのyouのことが、好き。
自分でもどうしてなのか、わからない。
言うなれば、挑戦?!
恋愛はゲームなんかじゃない。
恋愛にカケヒキなんていらない。
でも。
私は思う。
簡単に手に入るものよりも、
なかなか手に入れられないものの方が、ほしくなる。
真夜中に、今度はyouとデート。
youは私がその日何をしていたのかを知りたがり。
嘘がつけない私は、話したんだ。
toと遊んだこと。
私の気持ちは伝えてない。
伝えたのは、何をしていたかと言うこと。
youは大人のふりをする。
私の好きなようにすればいいって、本当に思っているの?
そんなところで物分りよくしないでほしい。
私も大人のふりをした。
本当はね、
「私が他の男とデートしても何とも思わないの?」とか
「youのこと、好きなんだよ」とか
言いたいことはいっぱいあった。
でも、言わなかった。
言ったところでその場の雰囲気がよくなるはずもない。
昔の私なら、確実に言ってただろうけど。
なんて考えると、
私は大人のふりをしたわけじゃなく、本当に大人の対応だったのかも(笑)
結局youとは明け方まで一緒にいた。
抱きしめられるのも、
抱きしめるのも。
キスをするのも、久しぶりだった。
人と静かに抱きしめあうこと。
人として生きている以上、
欠かせないことだろうと私は思う。
人の体温を感じること。
人の存在を肌で感じること。
そうすることで、自分を感じられるの。
そこには、
不安も孤独も悲しみも苦しみも存在しない。
存在するのは、安心感。
正直、こんな週末になるとは思っていなかった。
いろんな結末を想像したけど、どれもハズレ。
だけどこれは私の選択。
自分の選択には、必ず責任を持つ。
結局、
私は同じ場所から動けなかった。
これが私の選択した答え。
その時はその選択が一番だと思ったから。
土曜日。
夜中にyouから電話。
「近くにいるんだけど、もう寝てた?寝てる声だね。」
「事前に連絡しておけばよかったね。」
誘いはいつも突然。
もちろん、そんな時間からは会わない。
胸が少し苦しい。
私は週末が終わると、
もうyouから連絡はないのかも知れないと言う不安に襲われる。
翌日、toと会う約束をしていた。
もしもyouから連絡がなかったら、
それはそれで仕方がないって思えたのに。
期待してた。
toとのこと。
もしも、toとの関係が先に進んでしまったら。
後ろ髪をひかれながら、
私はyouの元を去るんだろうって思っていたから。
だから、youからの電話は私を苦しくさせた。
何も知らないyou。
私は特別な感情を抱いている人と会うのに。
日曜日。
toと会う。
今toは実家の兵庫県に帰省をしている。
兵庫県から車を走らせ、名古屋に来てくれた。
櫃まぶしを食べに行き、
名古屋城へ行き、
海へ。
toとの会話は尽きない。
決しておしゃべりな男ではないのだけど、
彼はいろんなことを話してくれる。
一緒にいて、本当に楽しい。
私はテレビを観ない。
朝のニュース番組を耳で聞きながら身支度をするのだけど、
それ以外の時間は全くテレビをつけない。
特別な理由はないけど、
テレビを観る時間があるなら
私はインターネットをしているから。
そんなこともあって、
私は世の中のニュース以外のことに本当に疎い。
芸能人のことも、
テレビ番組のことも全然知らない。
それは自分にとってマイナスなことなのかもしれない。
「え?!知らないの?!」って驚かれることもある。
「知らない」と言うのには勇気がいる。
だけどね、
toの前では私は素直に「知らない」と言えるんだ。
テレビの話もたくさんする。
その度に「知ってる?」と聞いてくれて、
「知らない」と言う私に丁寧に説明をしてくれるんだ。
「知らない」と言う私を、絶対にバカにしない。
普通知ってるだろってことを知らなくても、彼の態度は変わらない。
それって実はすごいことで。
何がすごいかって、toが考え方がすごいの。
彼にとって「知らない」ことはマイナスじゃない。
彼にとっては、
「知らないこと」=「新しいことを知るチャンス」
なの。
多くの人にとっては違う。
「知らないこと」=「恥」・「恐怖」
だから。
toの魅力はひと言では語れない。
いっぱいいっぱいありすぎて、話しきれない。
そんな人だから
一緒にいて全く退屈もしない。
そして、疲れることもない。
そのままの私を私として受け入れてくれる人。
背伸びをする必要はないと言ってくれる。
ムリをする必要はないと言ってくれる。
そのままでいいんだよって言ってくれる。
言葉に出さなくても、一緒にいたらわかるんだ。
彼の懐の広さを感じずにはいられない。
私が私でいられる場所。
本当は「好きだ」と言うつもりだった。
だけど、言えなかった。
無責任なことは、言えないと思った。
離れている。
住んでいる場所が、離れている。
たったそれだけのこと。
たったそれだけのことが、私から自信を奪う。
超ポジティブ思考の私は、思うんだ。
今じゃなくても私たちは大丈夫だって。
「決断」だけ。
必要なのは、それだけ。
でも今の私にはそれができない。
今の私は、きっと距離に負ける。
何の根拠もない。
だけど私はそう感じる。
そして、
それはきっとtoも同じだろう。
私たちはちょうど日付が変わる頃、また遊ぼうねと別れた。
私がtoと一緒にいる間、
youから何度か着信があったけど。
私は電話にでなかった。
家についてすぐに、再びyouから電話。
「何してるの?」
ってちょっと不機嫌そうな声だった。
「映画観に行きたかったのに。」
youと会うことにした。
会いたかったから。
youとまた会えることが素直に嬉しかったの。
誰かひとりを選んで結婚しろと言われたら。
私はtoを選ぶ。
それはわかってる。
でもね。
現実的に考えると、今は彼のところには行けない。
私には仕事がある。
今はここを離れることはできないから。
そして私はyouのことが好きだ。
マイペースで、
自分勝手で、
仕事が一番大切で、
まったくマメじゃなくて、
私を振り回してばかりのyouのことが、好き。
自分でもどうしてなのか、わからない。
言うなれば、挑戦?!
恋愛はゲームなんかじゃない。
恋愛にカケヒキなんていらない。
でも。
私は思う。
簡単に手に入るものよりも、
なかなか手に入れられないものの方が、ほしくなる。
真夜中に、今度はyouとデート。
youは私がその日何をしていたのかを知りたがり。
嘘がつけない私は、話したんだ。
toと遊んだこと。
私の気持ちは伝えてない。
伝えたのは、何をしていたかと言うこと。
youは大人のふりをする。
私の好きなようにすればいいって、本当に思っているの?
そんなところで物分りよくしないでほしい。
私も大人のふりをした。
本当はね、
「私が他の男とデートしても何とも思わないの?」とか
「youのこと、好きなんだよ」とか
言いたいことはいっぱいあった。
でも、言わなかった。
言ったところでその場の雰囲気がよくなるはずもない。
昔の私なら、確実に言ってただろうけど。
なんて考えると、
私は大人のふりをしたわけじゃなく、本当に大人の対応だったのかも(笑)
結局youとは明け方まで一緒にいた。
抱きしめられるのも、
抱きしめるのも。
キスをするのも、久しぶりだった。
人と静かに抱きしめあうこと。
人として生きている以上、
欠かせないことだろうと私は思う。
人の体温を感じること。
人の存在を肌で感じること。
そうすることで、自分を感じられるの。
そこには、
不安も孤独も悲しみも苦しみも存在しない。
存在するのは、安心感。
正直、こんな週末になるとは思っていなかった。
いろんな結末を想像したけど、どれもハズレ。
だけどこれは私の選択。
自分の選択には、必ず責任を持つ。
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