先週末、東京から戻ってきた。

その前日にyouから電話。

「明日、帰るんだよね?会えるよね?」

…あの時の決心はどこにいった?

週末、youとデート。

カフェでお茶して
彼の卒業した大学に行って散歩をして
映画を観て夜中に帰宅。

デートっぽい。


youは背が高い。

私は背の高い人が好き。

今はそうでもないのだけど、
以前は背の低い人は男として見れなかった。

「想像」が重要だったから。
イメージが大切だったから。

ドラマのように。
スクリーンに映し出された映像のように。
私は素敵な男と一緒にいるところを想像していた。

背の低い人と並んでいる自分は
どうしても想像できなかった。

「絵」にならないと、恋なんてできなかった。
「イメージ」がわかないと、惹かれなかった。


そんな私を変えたのは、会社の後輩かな。

背が低くて、お調子もので。

私を幸せにできるのは自分しかいないと言った。

ワガママで
料理ができなくて
面倒くさいことが大嫌いで
「いい奥さん」には程遠い私が
大好きで、結婚したいと言っていた。

それが本気だったのか、
私が信じないと思って軽いノリだったのか。
今となってはわからない。

でも私はそんな後輩が好きだった。

こんな人と一生一緒にいられたら、
ものすごく幸せなんだろうと思っていた。


「想像」の概念が変わった瞬間。


ビジュアル的な想像じゃなくて、
未来への想像。

未来を想像できることが、
私の恋愛の条件になったんだ。


それ以来、外面的なことは
私の中でそれほど大きな意味を持たなくなった。


昔の私だったら、
もっとyouに夢中になったのかも知れない。

だけど。

昔の私だったら、
youは私に夢中にならなかっただろう。

へんなの。


東京にいる間。

一度だけ私は東京の人とお昼を食べに行った。

やっぱりだよ。

離れていると。
その人への執着は薄れ、
私の中でそっと存在してるだけ。

それなのに。

一緒の時間を過ごすと、
一気にその人の魅力のとりこになってしまう。
私はその人に集中してしまうんだ。

もしも。
その人がいつでも近くにいたら。
私はその人とつき合っているだろうし、
結婚だってするかもしれない。

おかしな自信。

お互いに、
お互いをどう思ってるのかなんて
一切口にしない。

だけど、わかってる。
同じ気持ちだってこと。

本当に、何もない。
ご飯をふたりで食べに行っただけ。
前回も今回も。

恋愛ってそんなものなのかも知れない。

気持ちを確認したわけじゃないのに。
ただ、話をするだけなのに。

なに?この自信。

私はいつでも彼だけを想うことができると言う自信。

彼に愛されるだろう自信。

自分でもおかしいと思う。

思いこみが激しすぎると思う。

思いこみが外れることもよくあるってわかってる(笑)

でも今は、自信があるの。

彼との未来に、自信がある。

そのときが来るのを、待っているだけ。


待っているだけ?

そんなんじゃダメだよ、って
たぶん友達にはアドバイスをしちゃう。

自分から人を好きになれるなんて
そうそうあることじゃないんだから。
その気持ちを無駄にしちゃダメだよって。

でもね、私は待つの。

だって自信があるから。

きっとその人と何かがあるって。

私は待っているだけで、いいんだ。

自信がある。


そのうち、
笑い話になるのかもしれないけどね。

あの時、どうしてあんなに自信があったんだろうって。

それならそれでもいいの。


私は今信じてる道を行く。


今はね、楽しみたい。

仕事もプライベートも。


それが、今の私。

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