それでも信じられる想いが私にはある。
2005年3月24日イチニチ、イチニチを
こんなに大切に感じたのは久しぶりだ。
例えば。
小学生の頃の卒業式前。
私はあと何日で卒業するのだと、
まだ見ぬ未来に不安と切なさと期待をしていた。
東京を離れ、名古屋にひとりで戻ることへの不安。
好きになった人とのお別れ。
大好きな職場の人たちとのお別れ。
そのすべてが私の胸の内にあって、
そしてタイムリミットは刻々と迫り来る。
明日で、最後。
その人との距離は、確実に近づいている。
私はわかる。
彼もきっと気づいてる。
彼との同行の帰り。
私は彼にこう言ったんだ。
「もっと、一緒にいたいです。」
「もっと、話を聞きたかったです。」
「ほんまに?嬉しいな。」
彼は関西の出身で。
敬語で話す時は関西弁にはならないけど。
仕事以外の話をするときは、
私に対して関西弁で話してくれる。
彼の言葉に妙に安心感を覚えるのは、
大学生の頃につき合っていた彼も
同じような関西弁だったからなのかもしれない。
神戸の人だった。
明日が最後だなんて。
もう、当分会えないんだね。
もう、彼の話は当分聞けないんだね。
彼はある国家資格の勉強をしている。
そして私はある決意をしたんだ。
それはもうずっと前のこと。
彼を意識し始めた時にはもう決めていた。
彼の試験が終わるまで待とう、と。
試験は7月だと聞いている。
それくらい。
私はいくらでも待てるんだ。
約束は、何もいらない。
彼とは、何もなくていい。
ただ、私は私自身を試したいだけ。
好きだと言いたい。
好きになったと言いたい。
だから、もっと一緒にいたいのだと。
でも言わない。
私にとって特別な人。
先のことはわからない。
今わかっていることは、
彼に今必要なのは、私じゃないと言うこと。
彼に必要なのは、時間。
私にそれを奪う権利なんてもちろん、ない。
だから、待ちたい。
彼の口からは何も聞いていない。
ただ。
なんとなく、わかる。
お互いの気持ちは、同じなのだと。
笑って、サヨナラしたい。
信じたい。
サヨナラをきっかけに、
お互いの心が離れてしまわないことを。
何の約束もない。
何も確認していない。
それなのに。
それでも信じたい想いが私にはある。
それでも信じられる想いが私にはある。
明日は最後の日。
こんなに大切に感じたのは久しぶりだ。
例えば。
小学生の頃の卒業式前。
私はあと何日で卒業するのだと、
まだ見ぬ未来に不安と切なさと期待をしていた。
東京を離れ、名古屋にひとりで戻ることへの不安。
好きになった人とのお別れ。
大好きな職場の人たちとのお別れ。
そのすべてが私の胸の内にあって、
そしてタイムリミットは刻々と迫り来る。
明日で、最後。
その人との距離は、確実に近づいている。
私はわかる。
彼もきっと気づいてる。
彼との同行の帰り。
私は彼にこう言ったんだ。
「もっと、一緒にいたいです。」
「もっと、話を聞きたかったです。」
「ほんまに?嬉しいな。」
彼は関西の出身で。
敬語で話す時は関西弁にはならないけど。
仕事以外の話をするときは、
私に対して関西弁で話してくれる。
彼の言葉に妙に安心感を覚えるのは、
大学生の頃につき合っていた彼も
同じような関西弁だったからなのかもしれない。
神戸の人だった。
明日が最後だなんて。
もう、当分会えないんだね。
もう、彼の話は当分聞けないんだね。
彼はある国家資格の勉強をしている。
そして私はある決意をしたんだ。
それはもうずっと前のこと。
彼を意識し始めた時にはもう決めていた。
彼の試験が終わるまで待とう、と。
試験は7月だと聞いている。
それくらい。
私はいくらでも待てるんだ。
約束は、何もいらない。
彼とは、何もなくていい。
ただ、私は私自身を試したいだけ。
好きだと言いたい。
好きになったと言いたい。
だから、もっと一緒にいたいのだと。
でも言わない。
私にとって特別な人。
先のことはわからない。
今わかっていることは、
彼に今必要なのは、私じゃないと言うこと。
彼に必要なのは、時間。
私にそれを奪う権利なんてもちろん、ない。
だから、待ちたい。
彼の口からは何も聞いていない。
ただ。
なんとなく、わかる。
お互いの気持ちは、同じなのだと。
笑って、サヨナラしたい。
信じたい。
サヨナラをきっかけに、
お互いの心が離れてしまわないことを。
何の約束もない。
何も確認していない。
それなのに。
それでも信じたい想いが私にはある。
それでも信じられる想いが私にはある。
明日は最後の日。
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