会議に出席した後に、
用があったので元自分の所属していた営業の部屋に寄る。

後輩がひとり残ってパソコンとにらめっこをしていた。

営業ルームに、
支店長と後輩と私の三人。

支店長がいらっしゃったこともあり、
言葉少なげに仕事をする後輩と私・・・。

後輩と私は向かい合って座ってるのに、パソコンのメールで会話。
なんだか、懐かしい。

そのうち、支店長が帰られ、
営業ルームには後輩と私だけになった。

「やっと邪魔者が帰りましたね!」
なんておちゃらけている後輩。


ふたりだけで同じ場所にいて話をするなんて、本当に久しぶりだった。

途中で、後輩に電話がかかってきた。

同じ会社のアルバイトの子からの電話のようだった。

仲良く話している彼の声を聞いていたら、とても悲しくなった。

彼のお調子者ぶりは万人に対してなんだな、と思って。


彼の電話が終わると同時に、
私は「帰る」と言って席を立った。

「帰っちゃうんですか?!」
って彼は寂しそうに言ったけど、
本気で私は他の人を探そうと思ってしまった。


ばいばーい!

彼とつき合いたかったけど、
つき合えなくてよかったって初めて思ったんだ。


結局。

本当のことは何もわからない。

それでも。
私は気づいたんだ。

たくさんのことに。

だから、よしとしよう。

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